2010年04月02日

NUMMI生産終了を受けて

 

 米国西部時間 4月1日午前9時21分、多くの従業員に見守られながら、最後のカローラが生産ラインから送り出され、NUMMIは、25年間続いた車両生産活動を終了した。NUMMIは1984年、ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁事業として、米カリフォルニア州フリーモント市で生産を開始し、これまでの累計生産台数は800万台近くに達した。全ての生産が終了した後も、一部の従業員は工場にとどまり、塗装ガンの掃除や溶接機械のチップ交換などを行い、業務を終了した。

 豊田社長は、「これまでトヨタ車とGM車の生産に従事していただいたNUMMIのチームメンバーやサプライヤー、そして地域社会の皆様に対して、心から感謝申し上げます。また、25年間、共に生産活動を行ったGMに対しても、感謝の念をお伝え申し上げます。チームメンバーの皆さんが、最後の一台まで心を込めてつくり込み、終了後も器具の手入れをされていたとお聞きし、NUMMIの皆さんのモノづくり精神に大変感銘を受けました」との声明を発表した。
最後のカローラを全員で送り出すNUMMIの従業員
最後のカローラを全員で送り出すNUMMIの従業員
最後のカローラを全員で送り出すNUMMIの従業員
共にこれまでの活動をたたえ合うNUMMIの従業員

共にこれまでの活動をたたえ合うNUMMIの従業員

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