シンガポールで「Mobilmo™」発表イベントを開催、
バーチャル世界でつながるデジタル版“モノづくり”を体験した子どもたち

　「何これおもしろ～い！」、「自分のイマジネーションの世界で探検ができるなんて！」。
　30人近い子どもたちが集まった会場のあちらこちらから、そんな楽しげで熱気に溢れる声が聞こえてきます。

　ここはシンガポールにあるアートサイエンスミュージアム。マリーナベイ・サンズでひときわ目立つ蓮の形をした印象的な建物です。デジタルとアートの融合をテーマにしたこのミュージアムで、2017年7月14日（金）、トヨタ自動車はチームラボと共同開発した子ども向けアプリ「Mobilmo™」の発表イベントを開催しました。

　Mobilmo™は、3Dパーツをつなげた移動体、「モビルモ」を発明し、バーチャルの惑星を探索することができるスマホ・タブレット向けアプリ。ワークショップではシンガポールの10～18歳の子どもたちに、実際に「Mobilmo™」をタブレットやスマホで体験していただきました。

　最初はよくわからない様子で画面を触っていた子どもたちでしたが、操作方法が直感的でわかりやすかったためか、しばらくすると遊びなれたアプリゲームを楽しむかのように、手と指を素早く動かし始めました。豊かな想像力で、通常考えもつかないような形状や動きの新型移動体「モビルモ」を発明し始めた子どもたち。「無限の組み合わせが楽しくて、のめりこんじゃう！」と次々に「モビルモ」が生まれていきます。

　それを見ていたインストラクターや付添いの大人たちは皆、そのクリエイティビティの高さに、驚きの声をあげていました。

　「このアプリを通して、子どもたちのひらめきと創造力をサポートさせていただければ嬉しい」と、トヨタ自動車マーケティング部の吉田優はトヨタの想いを語りました。

　このアプリでは、ユーザーそれぞれが独自のモビルモを作り上げるプロセスを学ぶことができます。それが今後加速していくであろう「デジタルでのモノづくり」を発展させていく、そのような未来の姿を垣間見られるようなイベントになったのではないかと思います。

• アプリ概要（本アプリは2018年12月10日をもって配信を終了しました）

以上