2015年10月07日
MIRAIのひと夏の体験
僕は燃料電池自動車MIRAI。2014年の年末にトヨタから誕生しました。空気中の酸素と僕の燃料の水素が化学反応をして、電気をつくって走るクルマです。今年の夏は僕にとって、「未来」が「現実」になって近づいてきたことを実感した夏でした。８月末に山口県周南に水素ステーションができ、水素を充填しながら、福岡～東京までの走破に挑んだんだ。ドライバーは僕の兄貴分の「プリウス」で五大陸走破をした自動車環境探究家横田紀一郎さん。
スタート地点の福岡では、下水の汚泥から水素をつくる世界初の実証事業に取組んでいる中部水処理センターや、風力や太陽光を活用して水素をつくっている九州大学に立ち寄った。そして、小倉から本州に移動し、周南水素ステーション（ST）に到着。横田さん達がコーヒーを飲んでいる間に、僕も満充填。周南～尼崎まで420km走破に向け、準備完了！
チョット、不安はあったけど、エコ運転を心掛けて、尼崎水素STに無事、到着。まだまだ走れる僕って…エヘン。尼崎の次は、豊田IC水素STに立ち寄り、海老名水素STは通過し、一路、ゴールの芝公園水素STに。水素ロードはつながっている。日本縦断ができるまで、そう遠くないみ・ら・いだね。
以上
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