2006年02月13日
「中国青年トヨタ環境保護賞」の表彰式を開催
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)と中華全国青年連合会※(以下、全青連)は、昨年7月に共同で創設した「中国青年トヨタ環境保護賞」の初めての表彰式を2月12日、北京で開催した。
同賞は、これからの中国を担う青年層を対象に、環境保護活動の提案を募集し、優秀プロジェクトを選定・助成するプログラム。環境保護の専門家等で構成される選考委員会が、効果、効率性、独創性、実現可能性等を選考基準に、トヨタ特別賞1件、一等賞から三等賞まで10件、合計4グレードの11件を毎年選定。トヨタは同賞に対し、3年間に渡って、毎年350万元(約5000万円)、合計1050万元(約1億5000万円)を提供する予定である。
初年度は、中国全土より244件の応募があり、選考委員会が一等賞から三等賞までの10件を選考。受賞者には助成金を授与するとともに、代表者を日本研修に招聘する。このほか、これまでの環境保護活動の実績が高く評価される20の個人・団体の代表者を、日本研修に招聘することを決めた。なお、トヨタ特別賞については、選考委員会で「今回は該当なし」と判断されたが、トヨタと全青連は、同賞の助成金相当額を用いて、子供たちの環境意識向上のための活動を行うことで合意した。
同表彰式には全国人民代表大会常務委員会副委員長の顧秀蓮氏、全青連名誉主席の周強氏のほか、全青連幹部、政府関係者、学生、トヨタ関係者等、約400名が参加した。挨拶に立ったトヨタの稲葉良睍副社長は、「中国の将来にわたる持続的な発展のためには、資源問題も含めた環境への取り組みは不可欠であり、特に市民レベルにおいて実際の活動に結び付けていくことが必要と思っている。トヨタはこれらの環境保護活動を支援することで、中国の環境問題の解決に貢献できることを祈念している」と述べた。
トヨタはかねてより、世界各地域のニーズに応える社会貢献活動を幅広く行っている。中国においては、砂漠化防止に向けた緑化活動や、清華大学との研究センター設立など、積極的に取り組んできた。今後とも、「環境保護」「交通安全」「人材育成」を活動テーマとして、「良き企業市民」を目指し、中国の社会の発展に貢献していきたいと考えている。
同賞は、これからの中国を担う青年層を対象に、環境保護活動の提案を募集し、優秀プロジェクトを選定・助成するプログラム。環境保護の専門家等で構成される選考委員会が、効果、効率性、独創性、実現可能性等を選考基準に、トヨタ特別賞1件、一等賞から三等賞まで10件、合計4グレードの11件を毎年選定。トヨタは同賞に対し、3年間に渡って、毎年350万元(約5000万円)、合計1050万元(約1億5000万円)を提供する予定である。
初年度は、中国全土より244件の応募があり、選考委員会が一等賞から三等賞までの10件を選考。受賞者には助成金を授与するとともに、代表者を日本研修に招聘する。このほか、これまでの環境保護活動の実績が高く評価される20の個人・団体の代表者を、日本研修に招聘することを決めた。なお、トヨタ特別賞については、選考委員会で「今回は該当なし」と判断されたが、トヨタと全青連は、同賞の助成金相当額を用いて、子供たちの環境意識向上のための活動を行うことで合意した。
同表彰式には全国人民代表大会常務委員会副委員長の顧秀蓮氏、全青連名誉主席の周強氏のほか、全青連幹部、政府関係者、学生、トヨタ関係者等、約400名が参加した。挨拶に立ったトヨタの稲葉良睍副社長は、「中国の将来にわたる持続的な発展のためには、資源問題も含めた環境への取り組みは不可欠であり、特に市民レベルにおいて実際の活動に結び付けていくことが必要と思っている。トヨタはこれらの環境保護活動を支援することで、中国の環境問題の解決に貢献できることを祈念している」と述べた。
トヨタはかねてより、世界各地域のニーズに応える社会貢献活動を幅広く行っている。中国においては、砂漠化防止に向けた緑化活動や、清華大学との研究センター設立など、積極的に取り組んできた。今後とも、「環境保護」「交通安全」「人材育成」を活動テーマとして、「良き企業市民」を目指し、中国の社会の発展に貢献していきたいと考えている。
※ | 中華全国青年連合会は中国最大の青年団体。1949年設立。「母なる川を守る行動」を推進するなど、積極的に環境保護活動に取り組んでいる。 |
以上