2009年10月19日
TOYOTA、マークXをフルモデルチェンジ
―スポーティさ際立つ本格FRセダン―
TOYOTAは、マークXをフルモデルチェンジし、全国のトヨペット店(東京地区は東京トヨタでも販売)を通じて、10月19日より発売した。 2代目となる新型マークXは、初代からの開発思想であるスポーティさと上質さをさらに熟成させ、本格FRセダンとしての資質を一層高めている。 具体的には、躍動感あふれる低重心スタイルを持ち、力強い走りを発揮するV6・3.5Lエンジンを新搭載。また、ドライバーの意思に俊敏に反応するリニアなステアリングフィールとフラットな乗り心地、高速走行時の安定した走行性能を追求し、大人の感性に響くスタイルと走りを持つクルマとしている。 また、環境性能ではクラス*1トップレベルの低燃費を実現しており、2.5L車(2WD車)のリラックスセレクションでは、「環境対応車 普及促進税制」および「環境対応車 普及促進対策費補助金」の対象車となる「平成22年度燃費基準+15%」を達成している。 さらに、乗る人の個性が際立つ多彩なラインアップとして、スタンダード、スポーツ、プレミアムの3タイプを用意する一方で、エントリー価格を238万円とするなど、価格を抑え、魅力を高めている。 |
新型車インフォメーションにつきましてはこちらをご覧ください。 |
【主な特長】 |
1.躍動的なスタイルと走りを楽しむFRパッケージ |
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「glam tech(グラムテック)」をデザイン開発キーワードに、ダイナミックな見ごたえを表現するおおらかな面質(グラマラス)と、近代感や精度感を表現する硬質な面質(テック)との巧みなコントラストによる、ダイナミックかつスタイリッシュなフォルム | |
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前後ピラーの裾野を広げ、アンダーボディとの一体感を強めたエレガントで伸びやかなサイドシルエット | |
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1,435mmの全高に、全幅およびトレッドを20mm拡大した、低重心スタイル | |
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外装では、3連を強調したヘッドランプやメッシュグリル、内装では、円筒形状メーターやブーツ式のシフトレバーを採用し、スポーティ感を強調 | |
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FRの特徴を生かした54:46の前後重量バランスで、安定した走りを実現 |
2.スポーティな走行性能と上質な乗り心地の両立 |
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V6・3.5Lエンジンを新搭載。DRAMS*2(駆動力統合制御システム)を備えた6 Super ECTを全車に組み合わせ、本格FRセダンにふさわしい、余裕のある上質な走りを提供 | |
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サスペンションの摩擦抵抗低減やアームの剛性を高めるなど足まわりの熟成を図り、リニアなステアリングフィールとフラットで上質な乗り心地を実現 | |
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モノチューブ式ショックアブソーバーとコンピューターによる減衰力制御を組み合わせたAVS*3を設定し、優れた乗り心地と操縦性・走行安定性を実現 | |
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車速に応じて前輪の切れ角を制御し、ステアリング操作を支援するVGRS*4を新たに設定するとともに、EPS*5の最適化によりドライバーの意思に限りなく近い操縦性を実現 | |
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エンジン、ブレーキ、ステアリングなどを統合制御し、高い車両安定性と予防安全性能を追求したVDIM*6を設定 |
3.環境負荷低減を追求 |
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CO2 の削減を念頭に燃費向上を図り、2.5L車(2WD車)で13.0km/L*7、3.5L車(2WD車)では10.2km/L*7と、クラストップレベルの低燃費を実現 | |
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2.5L車(2WD車)のリラックスセレクションは、省エネ法に基づき定められている燃費目標基準である「平成22年度燃費基準+15%」を達成(「環境対応車 普及促進税制」および「環境対応車 普及促進対策費補助金」の対象車) |
マークX 250G“Sパッケージ リラックスセレクション”
<オプション装着車>
<オプション装着車>
*1 | 同排気量クラスでの比較 |
*2 | DRAMS : Driving Response and Acceleration Management System |
*3 | AVS : Adaptive Variable Suspension System |
*4 | VGRS : Variable Gear Ratio Steering(ギヤ比可変ステアリング) |
*5 | EPS : Electric Power Steering |
*6 | VDIM : Vehicle Dynamics Integrated Management |
*7 | 10・15モード走行燃費。国土交通省審査値/2.5L車の燃費は、250G(車両重量1,510kg)の場合 |
【販売概要】 |
1.販 売 店 | : | 全国のトヨペット店(東京地区は東京トヨタでも販売) | |
2.月 販 目 標 台 数 | : | 3,000台 | |
3.店 頭 発 表 会 | : | 10月31日(土)、11月1日(日) |
【生産工場】 |
トヨタ自動車(株) | 元町工場 |
【メーカー希望小売価格】 | (北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位:円) |
グレード | エンジン | 駆 動 | トランスミッション | 価 格* (消費税込み) |
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250G | “Fパッケージ” | 4GR-FSE (V6・2.5L) レギュラーガソリン |
2WD (FR) |
6 Super ECT | 2,380,000 |
2,674,250 | |||||
“リラックスセレクション” | 2,690,000 | ||||
“Sパッケージ” | 2,937,500 | ||||
“Sパッケージ リラックスセレクション” |
2,990,000 | ||||
250G Four | “Fパッケージ” | 4WD | 2,611,000 | ||
2,905,250 | |||||
350S |
2GR-FSE (V6・3.5L) プレミアムガソリン |
2WD (FR) |
3,525,000 | ||
PREMIUM | 3,370,000 | ||||
“Lパッケージ” | 3,800,000 |
*価格にはリサイクル料金は含まれない 6 Super ECT : スーパーインテリジェント6速オートマチックトランスミッション |
【車両概要】 |
1.躍動的なスタイルと走りを楽しむFRパッケージ |
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「glam tech(グラムテック)」をデザイン開発キーワードに、ダイナミックな見ごたえを表現するおおらかな面質(グラマラス)と、近代感や精度感を表現する硬質な面質(テック)との巧みなコントラストによる、ダイナミックかつスタイリッシュなフォルム | |
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前後ピラーの裾野を広げ、アンダーボディとの一体感を強めたエレガントで伸びやかなサイドシルエット | |
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1,435mmの全高に、全幅およびトレッドを20mm拡大した低重心スタイル | |
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FRの特徴を生かした54:46の前後重量バランスで、安定した走りを実現 | |
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フロントフェイスは、フォグランプを配した大開口のバンパーが低重心かつワイド感を強調し、3連のヘッドランプやメッシュグリルの採用により、迫力ある印象を付与 | |
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リヤコンビネーションランプも3連タイプとし、また、トランクリッドにランプを追加することで、車格感を強調 | |
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ボディカラーは、新色の「アイスチタニウムマイカメタリック」を含む、品格ある全6色を設定 | |
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インテリアでは、ドライビングプレジャーをイメージさせるダイナミックでスポーティな造形に上質感と精度感を付与 | |
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グリップを太めにし、握り心地を向上させた本革巻きステアリングホイールと、ブーツ式のシフトレバーを採用し、スポーティさを演出 | |
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シートは、ホールド性を高めるために座面・サイド部(運転席・助手席)の角度を最適化。また、スイッチ操作でシート背面を前後させる電動ランバーサポートを運転席に採用し、運転時の腰のフィット感を向上 | |
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フロント・リヤ席のドアトリムショルダー部を左右で25mm外側に出し、また、フロント各席も10mmずつ外側へ移動し、室内空間を拡大 |
【スポーツタイプ(250G“Sパッケージ”、250G“Sパッケージ リラックスセレクション”、350S)】 |
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スモーク調塗装のヘッドランプとリヤコンビネーションランプ、フロント・リヤバンパー、ラゲージに専用のスポイラーを装備しスポーティ感を強調 | |
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モダンで精悍なブラックの内装色を設定 | |
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マニュアル感覚のシフト操作が味わえる、パドルシフトを採用 |
【プレミアムタイプ(PREMIUM、PREMIUM“Lパッケージ”)】 |
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めっき処理を施した専用のフロントグリルやロッカーモール、フロントバンパーを装備し、高級感を演出 | |
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ステアリングホイールやシフトノブなどに、木目調加飾を採用 | |
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肩や腰、脚部を効果的に温める快適温熱シートを運転席・助手席に装備 | |
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シート、ステアリングホイールをチルト&スライドさせ、乗り降りをサポートするパワーイージーアクセスシステムを採用 | |
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抗ダニアレルゲン加工と静電気の帯電を防止する加工を施した品格あるベロアモケットのシート表皮で、快適な室内空間を実現 |
2.スポーティな走行性能と上質な乗り心地の両立 |
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V6・3.5Lエンジンを新搭載。DRAMS(駆動力統合制御システム)を備えた6 Super ECTを全車に組み合わせ、本格FRセダンにふさわしい、余裕のある上質な走りを提供 | |
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V6・2.5Lエンジン(2WD)車は、0-100km/h加速性能8.4秒*1と、優れた加速力を発揮 | |
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サスペンションの摩擦抵抗低減やアームの剛性を高めるなど足回りの熟成を図り、リニアなステアリングフィールとフラットで上質な乗り心地を追求 |
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スポーツタイプには、モノチューブショックアブソーバーとコンピューターによる減衰力制御を組み合わせたAVSを搭載し、優れた乗り心地と操縦性・走行安定性を両立 |
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SPORT/SNOW/ECOモードの走行制御モードスイッチを採用し、走行シーンに応じて駆動力を適切にコントロール | |
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車速に応じて前輪の切れ角を制御し、ステアリング操作を支援するVGRSを新たに設定するとともに、EPSの最適化によりドライバーの意思に限りなく近い操縦性を実現 | |
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エンジン、ブレーキ、ステアリングなどを統合制御し、高い車両安定性と予防安全性能を追求するVDIMを設定 | |
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徹底した音対策の実施として制振材の採用量を拡大し、床下まわりから入ってくる音を低減させるなど、静かで心地良い室内空間を追求 |
3.充実した安全装備 |
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優れた安全性能を追求し、SRS*2サイドエアバッグ&SRSカーテンシールドエアバッグ、運転席ニーエアバッグを含む7個のエアバッグ、旋回時の横滑りを抑えるVSC*3と加速時の車輪空転を抑えるTRC*4、後方から衝突された際、頸部に加わる衝撃を軽減するアクティブヘッドレストを全車に標準装備 | |
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衝突の可能性を予知し、警報ブザー・表示によりドライバーに注意喚起。さらに衝突の可能性に応じて、プリクラッシュブレーキアシスト、プリクラッシュブレーキ、プリクラッシュシートベルトを作動させ、衝突被害軽減に寄与するプリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)を設定し、さらに高い安全性を追求 | |
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ヘッドランプを点灯してのコーナリング時に、操舵角と車速に応じて左右のロービームを動かすインテリジェントAFS*5を設定し、進行方向の視認性を向上 | |
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先行車と走行レーンを認識し、設定車速内において、先行車との車間距離を走行速度に応じて維持する、ブレーキ制御付のレーダークルーズコントロールを設定 | |
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急な坂道での発進時に、ブレーキからアクセルに踏み替える際、車両のずり下がりを一定時間抑えるヒルスタートアシストコントロールを設定 |
4.ドライビングプレジャーをサポートする快適装備 |
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平均燃費や航続可能距離などの各種情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイに、高コントラストの白色有機EL*6を採用し、視認性を向上 | |
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室内の花粉を素早く減少させる花粉除去モード付の左右独立温度コントロールフルオートエアコンを全車に標準装備。さらに、除菌効果のあるイオンを放出するとともに、イオンバランスを最適に整え、室内を爽やかな空気で満たすプラズマクラスター®*7を設定 | |
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ラゲージルームの容量を480L(VDA法)とし、4人分のゴルフバッグと鞄が搭載可能 | |
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ナビゲーションの地図を最新の情報に更新するマップオンデマンドや目的地までピンポイントで 案内するDoor to Door案内機能など、先進の機能や多彩なマルチメディア機能を搭載したHDDナビゲーションシステム(G-BOOK mX 対応)を採用 | |
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プレミアムタイプには、HDDナビゲーションシステム(G-BOOK mX 対応・地デジ内蔵)を設定し、ナビ協調制御により高速道路での合流・退出および一時停止交差点での運転支援を実現。また、12個のスピーカーを最適配置し、臨場感あふれる音響空間を実現 | |
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車両前部の超音波センサーで駐車空間を検出後、ハンドル操作のタイミングと後退開始位置への到達を案内するプレサポート機能を追加したインテリジェントパーキングアシスト〔IPA〕(駐車空間検出機能付)を設定 |
5.環境負荷低減を追求 |
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CO2の削減を念頭に燃費向上を図り、2.5L車(2WD車)で13.0km/L、3.5L車(2WD車)では10.2km/Lと、クラス*8トップレベルの低燃費を実現 | |
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全車、排出ガス基準最高レベルの「平成17年基準75%低減レベル」の認定を国土交通省より取得 | |
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2.5L車(2WD車)のリラックスセレクションは、省エネ法に基づき定められている燃費目標基準である「平成22年度燃費基準+15%」を達成 |
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「環境対応車 普及促進税制」および「環境対応車 普及促進対策費補助金」の対象車 |
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2.5L車(全車)は、「平成22年度燃費基準」を達成 |
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「環境対応車 普及促進対策費補助金(廃車を伴う新車購入補助)」の対象車 |
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環境に優しいアクセル操作(エコ運転)で点灯するエコドライブインジケーターランプに加え、アクセル開度とエコ運転の範囲を示すエコドライブインジケーターゾーン表示を全車に採用 | |
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トヨタ自動車独自の環境評価システム「Eco-VAS*9」を活用し、効率的に環境負荷を低減 | |
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内装部品の素材、加工法、接着剤の見直しにより、ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC*10)の発生量を抑制し、車室内の臭いや刺激臭を軽減するとともに、「室内濃度指針値」を下回るレベルとし、業界自主目標を達成 |
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ドアトリムやカーペットなどにVOC低減部品を使用するとともに、フロントコンソールボックスにVOCフリーの水性ウレタン合成皮革を採用 |
*1 | 社内測定値 |
*2 | SRS : Supplemental Restraint System(乗員保護補助装置) |
*3 | VSC : Vehicle Stability Control |
*4 | TRC : Traction Control |
*5 | AFS : Adaptive Front-Lighting System |
*6 | EL : Electro-Luminescence |
*7 | プラズマクラスター®はシャープ株式会社の登録商標 |
*8 | 同排気量クラスでの比較 |
*9 | Eco-VAS(エコバス) : Eco-Vehicle Assessment System(トヨタ自動車独自の総合的環境評価システム) |
*10 | VOC : Volatile Organic Compounds |
以上