2009年01月19日
LEXUS、RX450h/RX350を新発売
LEXUSは、セダンとSUV*1の特長をあわせ持つクロスオーバー、RX450h*2/RX350を開発し、全国のレクサス店を通じて、RX350を1月19日より、RX450hを4月より発売する。 新型RXは、LEXUSの「ときめき」と「やすらぎ」に満ちた最高の時間を提供するという理念のもと、環境・安全をはじめとする21世紀のプレミアムカーに求められる要件に高いレベルで応えるとともに、高級セダンの乗り心地や快適性とSUVの機能性を兼ね備えた次世代のクロスオーバーである。 具体的には、徹底した基本エンジニアリングの造り込みに加えて、進化したV6ハイブリッドシステム+E-Four*3の搭載などにより、卓越した動力性能と優れた環境性能を高い次元で両立。また、ドライビングに集中できる環境づくりを追求した新感覚コックピットを採用するなど、他のSUVとは一線を画す躍動感に満ち、かつ安心感・満足感を提供するモデルとした。 |
新型車インフォメーションにつきましてはこちらをご覧ください。 |
【主な特長】 |
1.次世代のクロスオーバーとしてのデザイン |
<エクステリア> |
▽ | 「L-finesse*4」に基づき、ワイドトレッドを活かした「力強いスタンス」と、LEXUSとしての「品格」を両立したエクステリアデザイン | |
▽ | RX450hにはハイブリッド車に相応しい先進性を一層鮮明にするため、フロントグリル・フロントバンパー、LEDヘッドランプ、19インチアルミホイールなどの専用デザインをはじめ、シンボルマーク(フロント・リヤ)やヘッドランプ・リヤコンビネーションランプなどに専用のLEXUSハイブリッドブルーを採用 |
<インテリア> |
▽ | 優れた視認性と操作性を実現したドライビングに集中できる新感覚コックピットと、開放感あふれるキャビンのインテリアデザイン |
・ | センターコンソールに手を置いたまま、指先の感触でナビ画面上のポインターを操作できる「リモートタッチ」 | |
・ | 「白色有機EL*5」を採用した「マルチインフォメーションディスプレイ」 | |
・ | 視線の移動を最小限に抑える「ヘッドアップディスプレイ」 |
2.動力性能と環境性能の高い次元での両立 |
▽ | RX450hには、LEXUS初のV6 3.5Lアトキンソンサイクルエンジン*6や高い冷却性能を備えたインバーターの採用など、燃費性能をさらに向上させたハイブリッドシステム+E-Fourの搭載により、4.5L車並みのパワーとクラス*7世界トップの燃費性能を両立 | |
▽ | RX350には、V6 3.5Lエンジンと6速オートマチックトランスミッションを組み合わせるとともに、AWD車に車速や路面状態など、走行状況に応じて最適なトルクを前後輪に配分するアクティブトルクコントロール方式のAWDシステムを採用 | |
▽ | CO2の削減を念頭に燃費向上を図り、RX450hでJC08モード走行燃費16.8km/L[10・15モード走行燃費:18.8km/L](国土交通省審査値)を実現し、2015年度燃費基準を達成。さらに、全車で「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得 |
3.上質かつスポーティな走り |
▽ | 操縦性・走行安定性と優れた乗り心地をより高い次元で両立するリヤのトレーリングアーム式ダブルウィッシュボーンサスペンションを新開発 | |
▽ | きめ細かな制御により安定した車両挙動を得られ、さらには走行シーンに適した車高を3つのモードから選択できるハイトコントロール機能を搭載した電子制御式エアサスペンションを採用 | |
▽ | RX450hに俊敏な走行フィーリングとしなやかな乗り心地を提供する、電動アクティブスタビライザーを設定 |
4.優れた安全性能 |
▽ | 「統合安全コンセプト*8」に基づき、滑りやすい道でも安定して走れるVDIM*9の全車標準装備をはじめ、プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)や乗員を包み込むように保護する最大10個のエアバッグなどを装備し、高い安全性能を追求 |
RX450h“version L”<オプション装着車>
RX350<オプション装着車>
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【販売概要】 |
1.販 売 店 | : | 全国のレクサス店 | ||
2.月販目標台数 | : | 650台 | ||
3.店頭発表会 | : |
RX350 DEBUT SHOW
1月24日(土)~2月1日(日)
RX450h DEBUT SHOW
4月11日(土)~4月19日(日)
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【生産工場】 |
トヨタ自動車九州(株) 宮田工場 |
【メーカー希望小売価格】 | (北海道のみ価格が異なる。単位:円) |
ハイブリッドシステム | 駆動 | 価 格* (消費税込み) | ||
RX450h | “version L・Air suspension” | リダクション機構付のTHS II+ E-Four |
AWD | 6,500,000 |
“version L” | 6,250,000 | |||
“version S” | 6,100,000 | |||
5,700,000 |
エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価 格* (消費税込み) | ||
RX350 | “version L・Air suspension” | 2GR-FE (V6・3.5L) |
6 Super ECT | AWD | 5,650,000 |
“version L” | AWD | 5,400,000 | |||
2WD(FF) | 5,150,000 | ||||
“version S” | AWD | 4,950,000 | |||
2WD(FF) | 4,700,000 | ||||
AWD | 4,850,000 | ||||
2WD(FF) | 4,600,000 |
* | 価格にはリサイクル料金は含まれない |
THS II : | TOYOTA Hybrid System II |
6 Super ECT : | スーパーインテリジェント6速オートマチック |
【車両概要】 |
1.次世代のクロスオーバーとしてのデザイン |
<エクステリア> |
▽ | 「L-finesse」に基づき、ワイドトレッドを活かした「力強いスタンス」と、LEXUSとしての「品格」を両立したエクステリアデザイン |
・ | フロントは、エンジンフードからバンパーまでを一つの塊として造形した中に、フロントグリルの外枠がヘッドランプに繋がる、LEXUS独自のアローヘッド処理とした構成 | |
・ | フェンダーとホイールアーチが一体化しながらボディに融合する造形により力強さを表現 | |
・ | 室内とラゲージの空間を確保したキャビンに独自の流れをもつクォーターピラーを特徴とし、サイドウィンドウ外周には光モールディングを施すとともに、ボディ下部を引き締めるクロームメッキ処理のドア下モールディングを配置し高級感を演出 | |
・ | ボタンのないシンプルな見映えのタッチセンサー付きサイドドアハンドルを採用 | |
・ | リヤは、張り出したフェンダーがバンパーに融合する造形と、クリアレンズ処理の横基調リヤランプで、安定感のあるシルエットを形成。またリヤワイパー格納式リヤスポイラーを採用し、すっきりとした見映えと後方視界にも配慮 |
▽ | RX450hにハイブリッド車に相応しい先進性を一層鮮明にするため、フロントグリル・フロントバンパー、LEDヘッドランプ、19インチアルミホイールなどの専用デザインをはじめ、シンボルマーク(フロント・リヤ)やヘッドランプ・リヤコンビネーションランプなどに専用のLEXUSハイブリッドブルーを採用 |
・ | 見る位置や角度、光の具合で変化する新色クォーツホワイトクリスタルシャインをハイブリッド専用色として設定 |
<インテリア> |
▽ | 優れた視認性と操作性を実現したドライビングに集中できる新感覚コックピットと、開放感あふれるキャビンのインテリアデザイン |
・ | センターコンソールに手を置いたまま、指先の感触でナビ画面上のポインターを操作できる「リモートタッチ」 | |
・ | 高コントラストで視認性に優れる、「白色有機EL」を採用した「マルチインフォメーションディスプレイ」と多彩な情報の表示・切り換えを行う「マルチインフォメーションスイッチ」 | |
・ | 車速、レーン情報をはじめ、各種警報まで様々な情報を最小限の視線移動で視認できる「ヘッドアップディスプレイ」 | |
・ | 身長にかかわらず、乗員をより的確にサポートするシートのクッション長可変機能付き運転席・助手席のマルチアジャスタブルシート |
▽ | サスペンション部の張り出しを最小限にとどめることで、ゆとりのラゲージスペースを確保 |
2.環境性能と動力性能の高い次元での両立 |
▽ | RX450hには、LEXUS初のV6 3.5Lアトキンソンサイクルエンジンや高い冷却性能を備えたインバーターの採用など、燃費性能を向上させたハイブリッドシステム+E-Fourの搭載により、4.5L車並みのパワーとクラス世界トップの燃費性能を両立 |
・ | 吸気・圧縮のタイミングを遅らせ、少ない圧縮で高い膨張比を発生させることで、吸気の際のポンピングロスを抑える、LEXUS初のV6 3.5Lアトキンソンサイクルエンジンの採用 | |
・ | 排気ガスの熱をエンジン冷却水の温度を上げることに利用する排気熱再循環システムの採用により、暖機時間を短縮 | |
・ | エンジンにクールドEGR(排気ガス再循環)システムを採用し、排気ガスを再循環させ、インテークマニホールド内の圧力を大気圧に近づけることで、ピストンのポンピングロスを低減 | |
・ | パワーコントロールユニットのインバーター素子の両面冷却構造採用により、大幅な小型化・軽量化とモーターのトルクアップを実現 |
▽ | RX450hにアクセル操作に対する駆動力と空調制御を省エネルギー化し、燃費最優先での走行を選択できる「エコドライブモード」を設定 |
[リダクション機構付のTHS II主要コンポーネントの性能] |
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▽ | RX350には、V6 3.5Lエンジンと6速オートマチックトランスミッションを組み合わせるとともに、AWD車に車速や路面状態など、走行状況に応じて最適なトルクを前後輪に配分し、低燃費かつスマートな走りを実現する電子制御カップリングを採用したアクティブトルクコントロール方式のAWDシステムを設定 |
▽ | CO2の削減を念頭に燃費向上を図り、RX450hでJC08モード走行燃費16.8km/L(10・15モード走行燃費:18.8km/L、国土交通省審査値)を実現し、2015年度燃費基準を達成。RX350(2WD車)は10・15モード走行燃費9.7km/Lを実現。さらに、全車で「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得 |
・ | 独自の環境評価システム「Eco-VAS*1」により、開発初期段階から環境性能の目標を設定し、LCA(ライフサイクルアセスメント)を行うことで、生産から使用、廃棄までの全段階で排出するCO2や大気汚染物質の総量を低減 | |
・ | 内装部品の素材、加工法、接着剤の見直しにより、揮発性有機化合物(VOC*2)の発生量を抑制し、車室内の臭いや刺激臭を軽減するなど、業界自主目標を達成 |
3.上質かつスポーティな走り |
▽ | 操縦性・走行安定性と優れた乗り心地をより高い次元で両立するリヤのトレーリングアーム式ダブルウィッシュボーンサスペンションを新開発 | |
▽ | オートレベリング機能により乗員数や荷物積載量にかかわらず、きめ細かな制御により安定した車両挙動を得られ、さらには走行シーンに適した車高を3つのモードから選択できるハイトコントロール機能を搭載した電子制御式エアサスペンションを採用 | |
▽ | RX450hにコーナリング時にスタビライザーの中央に配置されたモーターの作動により、車両のロール角を適切に制御し、俊敏な走行フィーリングとしなやかな乗り心地を提供する、電動アクティブスタビライザーを設定 | |
▽ | 走行安定性と低燃費に寄与する高い空力性能 |
・ | ランプ類、ウインドシールドガラスとボディの段差を限りなく小さくしたほか、アウターミラーの形状にも空気の流れを配慮 | |
・ | リヤスポイラーの採用をはじめ、ボディ下部品やリヤのロアアームへの樹脂カバーの設定などフラット化の追求により空気抵抗を低減 | |
・ | ボディ下の空気の流れを整える整流フィンの採用により優れた操縦性・高速走行安定性を実現 |
4.優れた安全性能 |
▽ | “事故を起こさないクルマ”の実現を目指す「統合安全コンセプト」に基づき、高い安全性能を追求 |
・ | 車両左側の確認を広範囲に補助し、左コーナーの内輪差による障害物との接触回避をサポートするサイドモニターを全車に標準装備 | |
・ | エンジン、ブレーキ、ステアリングを統合制御し、高い予防安全性能と理想的な運動性能とを両立するVDIMを全車に標準装備 | |
・ | ミリ波レーダーによって衝突の可能性を検知し、乗員の初期拘束効果を高めるプリクラッシュシートベルトや衝突速度を低減するプリクラッシュブレーキにより、衝突した際の被害軽減に寄与するプリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)を搭載 | |
・ | 前方からの衝撃力に応じて適切な速度に制御するデュアルステージSRS*3エアバッグをはじめ、SRSニーエアバッグなど、最大10個のエアバッグにより乗員を包み込むように保護 | |
・ | 後方から衝突された際、ヘッドレストを適切な位置に移動させることにより、乗員の頸部への衝撃を緩和し、むち打ち傷害軽減に寄与するアクティブヘッドレストを運転席と助手席に標準装備 |
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以上