2007年06月04日
TOYOTA、プレミオならびにアリオンをフルモデルチェンジ
―上質感と存在感を高めた「5ナンバーセダンの完成形」―
TOYOTAは、プレミオならびにアリオンをフルモデルチェンジし、プレミオは全国のトヨペット店、アリオンは全国のトヨタ店を通じて、6月4日より発売した。
2001年12月に発売した初代のプレミオとアリオンは、上質なデザイン、広い室内空間や高い利便性、優れた走行性能など、あらゆる面において高い商品力を備えた5ナンバーサイズのセダンとして、多くのお客様に支持されてきた。
2代目となる新型車は、その商品力を全てにおいて一層深化させ、「5ナンバーセダンの完成形」を目指して開発した。
外観は、上質感と存在感を追求し、室内は、質感を高めるとともに、室内長・室内幅を大幅に拡大している。さらに、より快適に使っていただくため、スマートエントリー&スタートシステム、カラーバックモニター、最新のテレマティクスサービス「G-BOOK mX」に対応したHDDナビゲーションシステムなど、画期的な先進装備も採用。加えて新型の1.8LエンジンとSuper CVT-i*1により、上質な乗り心地と快適な走りを実現するとともに、クラス*2トップレベルの安全・環境性能も兼ね備えている。
なお、今回発売する1.8L・1.5Lエンジン搭載車に加え、2007年冬頃に2.0Lエンジン搭載車を追加する予定である。
プレスインフォメーションにつきましてはこちらをご覧ください。
【主な特長】 |
1.上質感と存在感をあわせ持つデザイン |
・ | トヨタ車のデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」に基づき、扱いやすい5ナンバーサイズを維持しながら、上質感と存在感を感じさせるスタイルを創造。プレミオは、高級感と格調の高さを、アリオンは、スポーティ感と洗練さを追求 |
2.広くて使いやすい室内と充実の先進装備 |
・ | 室内長を80mm、室内幅を55mm拡大し、大人が後席でゆったりと足を組むことができる広い室内空間を確保するとともに、細部にまでこだわったインテリアにより、上質感を創出 | |
・ | ナビゲーションの地図を最新情報に更新する世界初*3のサービス「マップオンデマンド」が利用可能な最新のHDDナビゲーションシステム(G-BOOK mX対応)を設定 | |
・ | 携帯したスマートキーを取り出すことなく、全ドアの施錠・解錠、ワンプッシュでエンジンがスタートできるスマートエントリー&スタートシステムを全車に標準装備 |
3.上質な乗り心地と快適な走り |
・ | 高剛性ボディと新設計サスペンションにより、優れた静粛性を実現 | |
・ | 優れた加速性能と高い環境性能を両立する1.8L・1.5Lエンジンに、滑らかな走りを生み出すSuper CVT-iを組み合わせ、より快適な走りを実現 |
4.クラストップレベルの安全性能と環境性能 |
・ | コンパティビリティの概念を取り入れて、より厳しい条件に対応し、さらに進化したGOA*4を採用 | |
・ | さらに、WIL*5コンセプトに基づき、追突された場合の首への衝撃を緩和するシート構造を前席に採用するなど、クラストップレベルの安全性能を追求するとともに、歩行者と衝突した際の傷害軽減にも配慮 | |
・ | CO2の削減を念頭に燃費向上を図り、18.0*6km/L(10・15モード走行、国土交通省審査値。10・15モード燃費の1km走行当たりのCO2排出量換算値:129g/km)を実現し、主な車型で、「平成22年度燃費基準*7+10%」を達成。さらに、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン炭化水素)を低減し、全車、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル*8」の認定を取得 | |
・ | 独自の環境評価システム「Eco-VAS*9」を活用し、CO2排出量をはじめ、環境負荷を低減 |
プレミオ 1.8X“Lパッケージ”(2WD)
<オプション装着車>
アリオン A18“Gパッケージ”(2WD)
<オプション装着車>
*1 | Super CVT-i:Super Continuously Variable Transmission-intelligent (自動無段変速機) | |
*2 | 同排気量クラスでの比較 | |
*3 | 2007年5月現在。トヨタ自動車調べ | |
*4 | GOA:Global Outstanding Assessment(クラス世界トップレベルを追求している安全性評価) | |
*5 | WIL:Whiplash Injury Lessening(頸部傷害軽減) | |
*6 | 1.5L 2WD車の数値 | |
*7 | 省エネ法に基づき定められている燃費目標基準 | |
*8 | 国土交通省の低排出ガス車認定制度 | |
*9 | Eco-VAS(エコバス):Eco-Vehicle Assessment System(トヨタ自動車独自の総合的環境評価システム) |
【販売概要】 |
1. | 販売店 | : | プレミオ | 全国のトヨペット店 |
アリオン | 全国のトヨタ店 | |||
2. | 月販目標台数 | : | プレミオ | 3,000台 |
アリオン | 3,000台 | |||
3. | 店頭発表会 | : | 6月9日(土)、10日(日) |
【生産工場】 |
トヨタ自動車(株) 堤工場 |
【メーカー希望小売価格】 | (北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位:円) |
<プレミオ> |
エンジン | トランスミッション | 駆 動 | 価 格* (消費税込み) | ||
1NZ-FE (1.5L) |
Super CVT-i | 2WD (FF) |
1.5F | 1,753,500 | |
“Lパッケージ” | 1,869,000 | ||||
2ZR-FE (1.8L) |
1.8X | 1,900,500 | |||
“Lパッケージ” | 2,037,000 | ||||
“EXパッケージ” | 2,236,500 | ||||
4WD | 1.8X | 2,110,500 | |||
“Lパッケージ” | 2,247,000 | ||||
“EXパッケージ” | 2,436,000 |
<アリオン> |
エンジン | トランスミッション | 駆 動 | 価 格* (消費税込み) |
||
1NZ-FE (1.5L) |
Super CVT-i | 2WD (FF) |
A15 | 1,743,000 | |
“Gパッケージ” | 1,858,500 | ||||
2ZR-FE (1.8L) |
A18 | 1,890,000 | |||
“Gパッケージ” | 2,005,500 | ||||
“Sパッケージ” | 2,131,500 | ||||
4WD | A18 | 2,100,000 | |||
“Gパッケージ” | 2,215,500 | ||||
“Sパッケージ” | 2,331,000 |
* | 価格にはリサイクル料金は含まれない |
【車両概要】 |
1.上質感と存在感をあわせ持つデザイン |
▽ | 高級感と格調の高さを兼ね備えた、プレミオ |
・ | フロントは、フェンダーからバンパーコーナーへ力強く流れる縦のラインと、エンジンフードからバンパーへ大きく張り出したセンター部により、格の高さを表現 | |
・ | サイドは、フロントからリヤに抜けるサイドプロテクションモールが、伸びやかさを創出 | |
・ | リヤは、横基調のリヤコンビネーションランプからリヤガーニッシュへ続く造形が、ワイドな印象を醸成 |
▽ | スポーティ感と洗練さを兼ね備えた、アリオン |
・ | フロントは、センターに向けて大きく弧を描いたエンジンフード前端のラインと、ヘッドランプ・ロアグリル・バンパーで大きくT字を描いた造形により、スポーティ感を創出 | |
・ | サイドは、リヤへと絞り込まれたボディに、張り出したリヤフェンダーを組み合わせた構成と、リヤドアの下部をえぐることで強調されたホイールハウスにより、躍動感を表現 | |
・ | リヤは、リヤピラーからトランクエンドに続く、一体感ある面構成と、立体的なリヤコンビネーションランプにより、存在感を創出 |
2.広くて使いやすい室内と充実の先進装備 |
▽ | 取り回しの良い5ナンバーサイズの中で、室内長を80mm、室内幅を55mm拡大し、大人が後席でゆったりと足を組むことができる広い室内空間を確保 |
▽ | 細部にまでこだわった造り込みにより、上質さが感じられるインテリア |
・ | インストルメントパネル全体はドライバーから遠くに配置し、広がりが感じられる空間を創出する一方、センタークラスター、大型アームレストをドライバーに向かって浮かび出させることで、ゆとりと操作性を両立 | |
・ | 木の温もりを伝えるつや消し仕上げを施した、木目調パネルが上質感を演出 | |
・ | 曲線で構成した使いやすいデザインのドアグリップには、シルバー加飾を、スイッチ周りには木目調加飾を施すことで、見映えを向上 |
▽ | ヘッドレストとパッケージトレイを外さずに格納できる6:4分割可倒式ダブルフォールディングシートを採用することで、他のセダンにはない機能的なリヤシートアレンジを可能とし、広いラゲージスペースを実現 |
▽ | 運転席には上下アジャスターとスライド機構、ステアリングにはチルト&テレスコピック機構を採用し、誰でも簡単に最適なドライビングポジションを確保できるように配慮 |
▽ | 携帯したスマートキーを取り出すことなく、全ドアの施錠・解錠、ワンプッシュでエンジンがスタートするスマートエントリー&スタートシステムを全車に標準装備 |
▽ | 後退時に後方映像を映し、ドライバーの駐車時の負担を軽減するカラーバックモニターを、5.8型ディスプレイ&CD・AM/FMラジオ+6スピーカーとセットで装備 |
▽ | バックカメラで自車の走行レーンを把握し、画面上に表示する、世界初の高精度位置情報表示機能や、一時停止や学校付近であることを画面と音声で案内する機能を持ったHDDナビゲーションシステム(G-BOOK mX対応)を設定 |
・ | G-BOOK mXは、ナビゲーションの地図を最新の情報に更新する「マップオンデマンド」(世界初)や、G-BOOK mX搭載車からの走行情報により、高精度な渋滞情報を提供する「プローブコミュニケーション交通情報」などのサービスを提供 |
3.上質な乗り心地と快適な走り |
▽ | 全体に高張力鋼板を採用した軽量・高剛性ボディにより、優れた静粛性を実現 |
▽ | 最適にチューニングされた新設計サスペンションにより、優れた操縦性と上質な乗り心地を実現 |
▽ | 優れた加速性能と高い環境性能を両立する1.8L・1.5Lエンジンと、変速ショックのない、滑らかな走りを生み出すSuper CVT-iの組み合わせにより、リニアな加速、優れた静粛性を実現するとともに、燃費の向上にも寄与 |
4.クラストップレベルの安全性能と環境性能 |
▽ | より進化した衝突安全ボディGOA |
・ | コンパティビリティの概念を取り入れて、全方位からのさまざまな衝突試験に対応。衝突時の衝撃を骨格部材に効果的に荷重分散し吸収するボディ構造を採用し、生存空間やダミーの傷害値においてトヨタ自動車独自の目標をクリア |
▽ | 頭部傷害軽減においてクラストップレベルの保護性能を追求し、歩行者傷害軽減に配慮したボディ構造 |
▽ | WILコンセプトに基づくシート構造 |
・ | THUMS*を用いた解析により、シート骨格の強度を高めるとともに、さらにシートバックへ沈みやすくすることによって、追突された場合の首への衝撃を緩和
|
▽ | CO2の削減を念頭に燃費向上を図り、18.0*km/L(10・15モード走行、国土交通省審査値。10・15モード燃費の1km走行当たりのCO2排出量換算値:129g/km)を実現し、1.5L 2WD車・1.8L 4WD車で、「平成22年度燃費基準+10%」を達成。さらに、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン炭化水素)を低減し、全車、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得 * 1.5L 2WD車の数値 |
▽ | トヨタ自動車独自の環境評価システム「Eco-VAS」を活用し、効率的に環境負荷を低減 |
・ | 開発初期段階から環境目標を設定し、環境影響をバランスよく減少 | |
・ | LCA(ライフサイクルアセスメント)を実施し、走行段階だけでなく、生産から廃棄するまでの全段階で排出するCO2や大気汚染物質の総量を低減 |
▽ | 内装部品の素材、加工法、接着剤の見直しにより、揮発性有機化合物(VOC*)の発生量を抑制し、車室内の臭いや刺激臭を軽減
|
▽ | エコドライブインジケーター |
・ | 燃費効率の良い走行状態の場合に点灯することで、ドライバーに対しエコドライブへの意識啓発を図り、燃費向上に寄与 |
【ウェルキャブ(メーカー完成特装車)】 |
▽ | 助手席が、手動で回転し車外へスライドすることでゆとりのある乗降性を確保した「助手席回転スライドシート車」を設定 |
▽ | 発進時や低速走行時の操作性向上のため、操作に必要な力をベース車に比べて軽減した専用パワーステアリングを装備するとともに、手動運転補助装置などの後付けにも対応した「フレンドマチック取付用専用車」を設定 |
<設定仕様> |
・ | 助手席回転スライドシート車“Aタイプ”/“Bタイプ” | |
・ | フレンドマチック取付用専用車“タイプI”/“タイプII” |
【ウェルキャブメーカー希望小売価格】 | (北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位:円) |
<プレミオ> |
エンジン | トランスミッション | 駆 動 | ベースグレード | 価 格*1 (消費税込み) |
|
助手席回転 スライドシート車 “Aタイプ” |
1NZ-FE (1.5L) |
Super CVT-i | 2WD (FF) |
1.5F“Lパッケージ” | 1,958,250 |
2ZR-FE (1.8L) |
1.8X“Lパッケージ” | 2,126,250 | |||
4WD | 1.8X“Lパッケージ” | 2,336,250 | |||
助手席回転 スライドシート車 “Bタイプ” |
1NZ-FE (1.5L) |
2WD (FF) |
1.5F“Lパッケージ” | 1,960,000 | |
2ZR-FE (1.8L) |
1.8X“Lパッケージ” | 2,120,000 | |||
4WD | 1.8X“Lパッケージ” | 2,320,000 | |||
フレンドマチック 取付用専用車 “タイプI”*2 |
2ZR-FE (1.8L) |
2WD (FF) |
1.8X“Lパッケージ” | 2,079,000 | |
4WD | 1.8X“Lパッケージ” | 2,289,000 | |||
フレンドマチック 取付用専用車 “タイプII” |
2WD (FF) |
1.8X“Lパッケージ” | 2,220,000 | ||
4WD | 1.8X“Lパッケージ” | 2,420,000 |
*1 | 価格にはリサイクル料金は含まれない。 助手席回転スライドシート車“Bタイプ”・フレンドマチック取付用専用車“タイプII”は非課税 |
*2 | 指定の運転補助装置を装着した場合は非課税 |
<アリオン> |
エンジン | トランスミッション | 駆 動 | ベースグレード | 価 格*1 (消費税込み) |
|
助手席回転 スライドシート車 “Aタイプ” |
1NZ-FE (1.5L) |
Super CVT-i | 2WD (FF) |
A15“Gパッケージ” | 1,947,750 |
2ZR-FE (1.8L) |
A18“Gパッケージ” | 2,094,750 | |||
4WD | A18“Gパッケージ” | 2,304,750 | |||
助手席回転 スライドシート車 “Bタイプ” |
1NZ-FE (1.5L) |
2WD (FF) |
A15“Gパッケージ” | 1,950,000 | |
2ZR-FE (1.8L) |
A18“Gパッケージ” | 2,090,000 | |||
4WD | A18“Gパッケージ” | 2,290,000 | |||
フレンドマチック 取付用専用車 “タイプI”*2 |
2ZR-FE (1.8L) |
2WD (FF) |
A18“Gパッケージ” | 2,047,500 | |
4WD | A18“Gパッケージ” | 2,257,500 | |||
フレンドマチック 取付用専用車 “タイプII” |
2WD (FF) |
A18“Gパッケージ” | 2,190,000 | ||
4WD | A18“Gパッケージ” | 2,390,000 |
*1 | 価格にはリサイクル料金は含まれない。 助手席回転スライドシート車“Bタイプ”・フレンドマチック取付用専用車“タイプII”は非課税 |
*2 | 指定の運転補助装置を装着した場合は非課税 |
以上