2006年12月21日
TOYOTA、新型車「ブレイド」を発売
― 新市場を切り拓く、トヨタブランドの最上級ハッチバック ―
TOYOTAは、新型車ブレイド“BLADE*1”を開発し、全国のトヨタ店ならびにトヨペット店を通じて、12月21日より発売した。 ブレイドは、「洒落た大人の高級ハッチバック」を開発テーマに、扱いやすいサイズのボディと、見る人を一目で惹きつける先進的なデザイン、上級セダンに匹敵する充実の安全・快適装備、ゆとりの走行性能により、乗る人のプライドを満たし、遊び心もくすぐる、新たな魅力を備えたクルマを目指した。 エクステリアは、彫りの深い造形により、「走り」と「格の高さ」を感じさせ、インテリアは、素材や仕上げにこだわり抜くことにより、上質で洒落た雰囲気を創出している。 さらに、扱いやすいサイズのボディに搭載した2.4Lエンジンにより実現したゆとりの動力性能、新設計サスペンションによる卓越した走行性能に加え、VSC*2 & TRC、SRSサイド&カーテンシールドエアバッグ、SRSニーエアバッグ(運転席)を全車に標準装備するなど、クラス*3トップレベルの安全性能と優れた環境性能を備えている。 ブレイドは、新しい魅力を備えたトヨタブランドの最上級ハッチバックとして、洗練されたお洒落なライフスタイルを志向するお客様の感性に響くことを追求し、新たな市場を開拓するクルマである。 |
プレスインフォメーションにつきましてはこちらをご覧ください。 |
【主な特長】 |
1.先進感あふれるデザイン |
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トヨタ車のデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」に基づく、「走り」と「格の高さ」を感じさせる独創的なエクステリアと上質で洒落たインテリアが、見る人を魅了し、乗る人の遊び心を刺激 | |
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スエード調表皮を施したインストルメントパネルまわり、表皮の質感と座り心地・ホールド性にこだわったシートなどにより、上質感を醸成 |
デザインについての詳細はこちらをご覧ください。 |
2.乗る人の心地良さを追求した室内空間と充実の装備 |
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取り回しに優れたボディサイズの中に、ゆとりを感じさせる室内空間を創出 | |
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優美な光を放つ天井大型イルミネーションにより、洒落た雰囲気を演出 | |
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8ウェイマルチアジャスタブルパワーシート(運転席)により、最適なシートポジションを追求するとともに、操作系を運転席手元に集中配置し、機能性を向上 | |
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最新のインテリジェントパーキングアシストにより、縦列駐車や車庫入れ後退時にドライバーをサポート |
3.ゆとりの走りを実感できる卓越した走行性能 |
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動力性能に優れた2.4Lエンジン、新開発のダブルウィッシュボーン式リヤサスペンションなどにより、市街地、高速道路を問わず爽快な加速を得られるゆとりの走りとともに、優れた操縦性・走行安定性と上質な乗り心地を実現 | |
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低燃費とスムーズな走りを実現するSuper CVT-i*4に、マニュアル感覚の操作が楽しめる7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを採用し、「fun to drive」を追求 |
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4.クラストップレベルの安全・環境性能 |
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VSC & TRC、SRSサイド&カーテンシールドエアバッグ、SRSニーエアバッグ(運転席)を全車標準装備とし、優れた安全性能を確保 | |
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2トンクラスの車両との55km/hでの全方位カーツーカー衝突試験を行い、より厳しい衝突条件に対応したGOA*5を採用 | |
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全車で「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を国土交通省より取得、2WD車で「平成22年度燃費基準*6」を達成 | |
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独自の環境評価システム「Eco-VAS*7」を活用し、CO2排出量をはじめ、環境負荷を低減 |
ブレイド G(2WD)
*1 | BLADE(ブレイド) : 英語で刃(やいば)を意味し、「人を魅了する鋭さを持ったクルマ」の意 | |
*2 | VSC : Vehicle Stability Control | |
*3 | 同排気量クラスでの比較 | |
*4 | Super CVT-i : Super Continuously Variable Transmission-intelligent(自動無段変速機) | |
*5 | GOA : Global Outstanding Assessment(クラス世界トップレベルを追求している安全性評価) | |
*6 | 省エネ法に基づき定められている燃費目標基準 | |
*7 | Eco-VAS(エコバス) : Eco-Vehicle Assessment System(トヨタ自動車独自の総合的環境評価システム) |
【販売概要】 |
1. |
販売店 | : | 全国のトヨタ店、トヨペット店 |
2. |
月販目標台数 | : | 3,000台 |
3. |
店頭発表会 | : | 2007年1月6日(土)、7日(日)、8日(月) |
【生産工場】 |
関東自動車工業株式会社 岩手工場 |
【メーカー希望小売価格】 | (北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位:円) |
エンジン | トランスミッション | 駆動 | グレード | 価 格* (消費税込み) |
2AZ-FE (2.4L) |
Super CVT-i (7速スポーツシーケンシャルシフトマチック) |
2WD (FF) |
標準 | 2,247,000 |
G | 2,562,000 | |||
4WD | 標準 | 2,457,000 | ||
G | 2,772,000 |
* 価格にはリサイクル料金は含まれない |
【車両概要】 |
1.先進感あふれるデザイン |
▽ | 変化に富んだ彫りの深い造形と斬新なランプデザインにより、先進性を表現したエクステリア・センター部を強調した立体構成に加え、奥行きのあるバンパー開口部、横バーの厚みと奥行きに変化を持たせたグリル、L字型ヘッドランプにより、「格の高さ」を感じさせるフロントビュー |
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低重心フォルムとボリュームのあるバックドアのシルエットによる、躍動感あるサイドビュー | |
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ワイドでボリュームのある造形と特徴的な横長リヤコンビネーションランプによる、安定感と車格感の漂うリヤビュー | |
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高品質塗装によるつややかな光沢により、存在感・躍動感のあるエクステリアを引き立たせるボディカラー |
▽ | 高い質感と触感を追求したインテリア |
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ドアトリムからインストルメントパネル、メーターまわりに施されたスエード調表皮、センタークラスターパネルやオーナメントのチタン調塗装などにより、上質感を醸成 |
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2.乗る人の心地良さを追求した室内空間と充実の装備 |
▽ | シートは、座り心地の良さと車両との一体感をもたらすホールド性を両立。さらに、表皮の上質感も追求し、肌触りの良さにこだわった世界トップブランドのスエード調人工皮革「アルカンターラ*」と本革とのコンビネーションタイプを採用(Gグレード)。機能性に加え、お洒落でくつろぎの空間を創出 |
* アルカンターラは、東レ株式会社のスエード調人工皮革 |
▽ | ステアリングホイールは、トヨタブランド車で最高級の上質な本革巻き4本スポークを、全車に標準装備 |
▽ | 3連LED(間接光)イルミネーションランプを組み込んだ天井大型イルミネーションから放たれる優美な光が、洒落た雰囲気を演出(Gグレード) |
▽ | 前後スライド・シートクッション前後の高さ・リクライニング角度が無段階に電動調整できる8ウェイマルチアジャスタブルパワーシート(運転席)により、最適なシートポジションを追求(Gグレード) |
▽ | 新プラットフォームがもたらす革新的なパッケ-ジにより、優れた取り回しとともに、後席足元の広くフラットなスペースをはじめとした、ゆとりが感じられる快適な室内空間を創出 |
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簡単な操作で、フラットな広い荷室スペースをつくり出す、6:4分割可倒式ワンモーションチルトダウン格納リヤシート(リクライニング機構付) |
▽ | エアコン吹き出し口をセンタークラスター上部にも設定し、室内全体の快適な空調性能を実現するとともに、顔まわりの花粉を素早く減少させることができる花粉除去モード付オートエアコン(標準グレード)。運転席と助手席で別々に温度設定が可能な左右独立温度コントロールフルオートエアコン(花粉除去モード付)とイオンの効果で車内の空気をリフレッシュするプラズマクラスター*(Gグレード) |
* プラズマクラスターは、シャープ株式会社の商標 |
▽ | 携帯したスマートキーを取り出すことなく、全ドアの施錠・解錠、ワンプッシュでエンジンがスタートできるスマートエントリー&スタートシステム |
▽ | 最新のインテリジェントパーキングアシスト(Gグレードメーカーオプションナビ付車にオプション設定) |
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車両前部に取りつけられた超音波センサーにより、駐車中の他車両の位置を検出、その結果を基に駐車空間を推定し、目標駐車位置を設定。縦列駐車や車庫入れ後退時のステアリング操作を補助し、ドライバーをサポート |
▽ | ヒルスタートアシストコントロールにより、坂道発進時の車両ずり落ちを防止し、スムーズな発進を実現 |
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3.ゆとりの走りを実感できる卓越した走行性能 |
▽ | 実用域での扱いやすさと余裕の加速を高次元で実現するとともに、燃費性能にも優れた2.4L直列4気筒エンジンを搭載 | |
▽ | 新設計のサスペンションは、リヤに新開発のダブルウィッシュボーン式を採用し、車速・路面状態を問わず、優れた操縦性・走行安定性と上質な乗り心地を実現 | |
▽ | 低燃費とスムーズな走りを実現するSuper CVT-iに、応答性が高く、マニュアル感覚の操作が楽しめる7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを採用し、「fun to drive」を追求 | |
▽ | 操縦性・走行安定性と乗り心地を両立した高剛性ボディ | |
▽ | 優れた制動力はもとより、良好なブレーキフィーリングを実現する4輪大径ディスクブレーキ | |
▽ | ロードノイズとエンジンノイズを低減する吸・遮音材や制振材などを最適に配置し、上級セダンに匹敵する優れた静粛性を実現 |
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4.クラストップレベルの安全・環境性能 |
▽ | 安心感をもたらす充実した安全装備 |
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全車に、VSC & TRC、SRSサイド&カーテンシールドエアバッグ、SRSニーエアバッグ(運転席)を標準装備 |
▽ | より進化した衝突安全ボディGOA |
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55km/hの全方位カーツーカー衝突試験を実施。衝突時の衝撃を骨格部材に効果的に分散し、吸収するボディ構造を採用し、生存空間やダミーの傷害値においてトヨタ自動車独自の目標をクリア |
▽ | 頭部傷害軽減においてクラストップレベルの保護性能を追求し、歩行者傷害軽減に配慮したボディ構造 |
▽ | WIL*1コンセプトに基づくシート構造 |
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THUMS*2を用いた解析により、シート骨格の強度を高めるとともに、さらにシートバックへ沈みやすくすることによって、追突された場合の首への衝撃を緩和 |
*1 | WIL : Whiplash Injury Lessening(頸部傷害軽減) | ||
*2 | THUMS(サムス) : Total HUman Model for Safety |
▽ | 全車で、国土交通省の低排出ガス車認定制度における「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得するとともに、2WD車は「平成22年度燃費基準」を達成 |
▽ | 「Eco-VAS」を活用し、効率的に環境負荷を低減 |
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開発初期段階から環境目標を設定し、環境影響をバランスよく減少 | |
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LCA(ライフサイクルアセスメント)を実施し、走行段階だけでなく、生産から廃棄するまでの全段階で排出するCO2や大気汚染物質の総量を低減 |
▽ | 内装部品の素材、加工法、接着剤の見直しにより、揮発性有機化合物(VOC*)の発生量を抑制し、車室内の臭いや刺激臭を軽減 |
* VOC : Volatile Organic Compounds |
▽ | エコドライブインジケーター |
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燃費効率の良い走行状態の場合に点灯することで、ドライバーに対しエコドライブへの意識啓発を図り、燃費向上に寄与 |
以上